最近、珪藻土を使ったリフォームが急増中!珪藻土の塗り方の注意点をお伝えします。
珪藻土とは、藻類の一種で化石となった「珪藻」が海底や湖底に年月を経て蓄積されていくことで出来た粘土状の泥土のことをいいます。
珪藻というのは、褐色植物に属する単細胞藻類で、海水・淡水を問わず広い範囲で生息しています。珪藻は珪酸質のガラスの殻でおおわれているため、化石化して泥土になっても、表面や内部にミクロの穴が無数にあいているため、臭いや物質を吸着することができます。
珪藻土の特徴でもある、呼吸する壁と言われているのは、ミクロの穴が無数にあるため、その中に水分を取り込むことが可能になります。冬場などの乾燥している時などには、内部に取り込んでいた水分を徐々に放出していきます。珪藻土を壁材として使用すうことで部屋の湿度を調節してくれる役目をはたしてくれるのです。また、ペットの臭いやたばこの臭いの元となる化学物質など、部屋にはさまざまな臭いの成分が漂っています。珪藻土は、それらを吸着してくれるという機能があります。このような理由から珪藻土は健康面でも期待されています。
成功のカギはきちんと準備をすることです。
珪藻土を塗る前に用意しておくものは・・
ゴムベラ・養生用テープ・古新聞(量は多めに)・ビニールシート・捨ててもいいようなタオルなどを用意しておきましょう。
珪藻土を塗る前に、床や塗りたくない部分をカバーしておくことが重要です。まずは、床に古新聞を並べていきます。壁と床の境目のところには、養生用テープを使って塗りたくない部分をカバーしていきます。ここをざっとしてしまうと仕上がりが思ったようにきれいにいかないことが多いので、丁寧に作業を進めていきましょう。養生用テープを張っておくことで、はみ出して塗ってしまったとしても、テープをはがしてしまえば、きれいな直線の境界線ができます。床とおなじような要領で、窓枠や天井などの境目も養生用のテープを使用して、カバーしていきましょう。
珪藻土を厚く塗ると、断熱効果や調湿効果が高くなることが期待できますが、初心者の場合は、まずは標準的な厚さの1ミリから2ミリに塗っていきましょう。どうしても厚く塗りたい場合は、一度塗っておいて、乾かしてもう一度塗っていくようにするといいでしょう。
壁に大きな溝や穴がある場合は、市販のパテで埋めておいてサイドペーパーを利用して平らにしておきましょう。
壁にクギの頭が出ている場合はサビ止めの塗料を塗ったりパテで押さえるなどしてサビがあとから浮くことを防いでおきましょう。
表面がつるつるしている壁の場合は、サンドペーパーなどを利用して表面を粗しておきましょう。
珪藻土を塗り終わったら、養生用テープを丁寧にはがしていきます。標準的な厚さで塗った場合は乾くのに2日くらいかかります。塗ってから数日はあまり壁にさわったりしないよう心掛けましょう。